東京脱出計画

東京脱出をもくろむ20代会社員のあれこれ、

テレワークの実態 管理職に見てほしい 若手は家で何を考えているか

 

こんにちは。

寒い日が続きますね。

 

2020年に突如として世界中で猛威を振るうコロナウィルス。

緊急事態宣言を皮切りにテレワークに踏み切った企業も多いでしょう。

私の会社でも、一斉にテレワークが開始され、現在も会社の制度として運用されています。

 

私はテレワークには特に抵抗なく移行することができましたが、中にはテレワークは仕事中の相手の顔が見えず、やりづらいと感じているかたも多いと思います。

特に若手社員に対しては、

・サボってないか心配。

・作業状況がわからず仕事を振ってもいいか分からない。

・飲みにも誘えず、会社関係の悩みがないか心配。

そこで、ある程度テレワークが定着した今、若手のテレワーカーが何を考えながら仕事をしているのかを、私を例にして書いていこうと思います。

 

 

はじめに、簡単に私の状況を伝えます。

筆者:入社2年目 技術職

会社:日系大手、インフラ系、東京、チーム(課)は5人程度

 

 

さて、私がテレワークを通して思っていることを簡単にまとめました。

・時間面、人間関係面、健康面など、基本的にはテレワークが快適。

・上司も含め全員が自分のように勤務していると考えると、会社の今後が心配になる。

・様々な情報に触れ将来について不安を感じ、転職や資産形成、働き方について考える。

・出社以上のパフォーマンスでテレワークをするのに必要なものはなんだろう。

 

1つずつお話していきます。

 

時間面、人間関係面、健康面など、基本的にはテレワークが快適

おそらく出社とテレワークどちらも体験されている方は分かると思いますが、テレワークの場合だと自分が自由に使える時間が出社に比べて圧倒的に増えます。

朝の通勤の時間だけで、洗い物と洗濯が終わらせることができ、昼休憩にはランニング、定時になった瞬間に晩御飯といった具合です。

この点は出社に勝ち目はありませんね。

ゆっくりと睡眠ができ、運動もでき、自炊も増えて、生活には良いことしかありません。

出社なんて週1で十分だという気持ちになってきます。

 

慣れてくると、業務中も常にバックではNETFLIXが再生されています。

何時であろうと料理もしますし、オンライン英会話もします。昼寝もします。

対して上司から指示の連絡も来ませんし、最低限の仕事だけすればいいや~という考えになってきます。

給料がいつも通りもらえるのであればまさに、天国なのです。

 

もちろんテレワークは性に合わないという方もいるでしょう。

ただし、間違っても選択肢がある中で部下に、出社の方がいいよね?と聞くにはやめましょう。

周りも出社の方が楽という人が多いです。

 

・上司も含め自分のように全員が勤務していると考えると、会社の今後が心配になる。

このような勤務の日が続くと、会社の未来について心配になってきます。

なんせ圧倒的にパフォーマンスが落ちている自覚がある中でも、同じ給料が支払われ、ボーナスも変わらず支給され普通に暮らせているからです。

そうではない会社もたくさんあるでしょうが、たまたまこうした事態に強い業種だったというだけで、今後こうして何もせずに同じ給料がもらえるとは思えません。

そして上司やチームのメンバーからも仕事をバリバリしている感じはありません。

私は計画系の業務をしており、直近の売り上げに直結するような仕事をしているわけではないですが、会社全体が停滞していると想像すると、大丈夫かな、、、と感じてしまいます。

 

ただ、、、もう毎日出社して残業して飲み会に参加して、という生活には絶対に戻りたいと思えないのです。

 

・様々な情報に触れ将来について不安を感じ、転職や資産形成、働き方について考える。

こうした漠然とした不安の中で、いろいろな情報に触れる機会が圧倒的に増えます。

TwitterInstagramYoutubeなどに溢れる、会社に頼らず十分すぎる収入を得る働き方をしている人たち。

副業、投資、転職など、会社以外にも世界はずっと広がっていることに気づきます。

 

そして、何となく気が向かなかった積み立ての投資や、ばれない範囲の副業に手を出してみたり、転職サイトに登録してみたりするのです。

隣の芝は青く見えるとは言いますが、自由に考える時間があればあるほど挑戦してみようかなという気持ちになってくるのです。

この傾向は年代問わずだと思いますが、背負うものが少ない若手は、やると決めたら軽やかに動きます。

 

 

・出社以上のパフォーマンスでテレワークをするのに必要なものは何か。

さて、最後に考えるのは、結局出社以上のパフォーマンスを出すのに必要なものは何かということです。

確かに家では、余計な電話も出なくてよく、集中して資料等を作成することができます。

また、じっくりと技術論文に目を通したりすることもできます。

つまり、適切な業務量と期限があれば、比較的高いパフォーマンスを維持できる環境だということです。

しかし、なぜ我々は業務以外のものを優先するのでしょうか。

 

その理由の1つは、頑張った損の仕組みだと考えます。

いわゆる年功序列の仕組みの企業では、やってもやらなくても結果は同じです。

多少その上司に好かれる嫌われるはあるかもしれませんが、それによる影響は大きなものではありません。

すごく良く評価されてもせいぜいボーナスが数万円増える程度でしょうか。

長期的には出世が早くなることもあるかもしれませんが、それは十数年後の話で、次の移動に反映されて昇格という可能性は薄いのです。(もちろんゼロではないでしょう。)

そして、多くの上司や先輩もその考えが染みつき、最低限の業務しかしないのです。

 

若手のテレワークでのモチベーションを高めるには、餌をまくことが重要です。

レスポンスが早く、成果を多く出してくる人には、目に見える成果を出す必要があるのです。

一番簡単な方法は、ボーナスでしょう。

しかしながら、それを容易に実現できる会社は少ないです。

評価する上司も公平性を持たねばならず、会社全体でも評価方法が明確でなければなりません。

もちろん、一管理職にボーナス額を決める権限などないでしょうから、結局のところ、

・日ごろのタスク管理を上司が適切に行い

・それに応じた個人ごとの評価を行う

ことしかできないのかなと考えています。

 

日本企業の年功序列のやり方にはメリットがたくさんあります。

うまく現在のテレワークに対応させ、生産性を上げる方法があるはずです。

 

 

この問題に関しては、もう少し自分でも業務を実践しながら考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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